ある日、いつものように友達と飲んでいた時の事。一人が言った。
「私、ワーホリ行きたいんだよね〜。」
この言葉がきっかけで、まさか私が女一人でカナダにワーキングホリデーをすることになるとは…。
しかし、その結果と感想として、
- 女一人でも問題なかった!
- カタコト英語でも通じた!
- 英会話が上達して友達もできた!
このように、行って良かった!という思い出がたくさんです。
ただ、もちろん不安もたくさんで、外国ならではの注意点も。
というわけで、カナダに女一人ワーホリをしてみた体験談と合わせて、費用やお仕事までのポイントをまとめてみました。
初めてのワーホリに不安がある方はぜひご参考ください。
Let’s get started!!
カナダに女一人ワーキングホリデー体験談
私がカナダにワーキングホリデーをしたきっかけは、友人の「ワーホリ行ってみたい」発言でした。
英語どころか、九九もできない、北海道を北海道県だと思っているような彼女の発言に、次々と沸いてくる不安と疑問。
「英語できないのに?」
「お金あるの?」
「女一人で海外?」
「仕事どうするの?」
「彼氏に反対されない?」
そんな言葉たちとは裏腹に、何処からともなく湧いてくる好奇心。
こんな彼女でも(口悪い笑)ワーホリに行けるんだから、私も行けるんじゃないか!
その衝動を抑えきれずに、ノリと勢いでカナダワーホリに行ってしまった私。
カナダに女一人ワーキングホリデー
- 年齢 24歳
- 調理師女子
- be動詞でテンパる英語力
- 英会話経験一切ナシ
- 現地の友達ナシ
こんな私でも楽しいワーホリライフを過ごせたので、あなたもきっと大丈夫!
カナダのワーキングホリデービザ申請から滞在期間
ワーキングホリデーに行くため、まずはビザ申請!
私のビザ申請からワーホリまでの流れがこちら
- 1月末:友人との会話からワーホリに興味を持つ
- 2月初旬:関西から地元札幌へ移住(久しぶりの地元にテンション上がって遊び倒したのは内緒)
- 2月中旬:行く国、費用、期間等々、ワーホリについて調べる
- 2月末:準備開始!パスポートの申請、銀行口座開設とカード申請、残高証明の発行
- 3月初旬:ワーキングホリデー申請希望者待機リストに登録
- 4月末:Invitation letter 到着。ここでようやくビザ申請本番!
- 5月初旬:あっさりビザ申請が通り、入国許可書発行メールが届く
- 5月中旬:海外旅行保険に加入し、航空券を購入
- 6月末~翌年1月末までの7ヶ月間:カナダでワーキングホリデー
このように、準備開始からビザ申請までは2か月ちょっとかかりました。
いくら急いでも、各種書類発行やビザ申請でそれなりの時間がかかることは覚えておきましょう。
(私のケースは、割と全ての行程がスムーズに進んだ方です。計画的に進めたい方は、ワーホリに行く事を決めてから、半年から1年ほど余裕を持って行動することをオススメします。)
カナダにワーキングホリデーをした期間
ちなみに、2016年6月末から翌年1月末までの7ヶ月間という中途半端な滞在期間の理由ですが、
7ヶ月で私の財産が底を尽きると思ったから。(想定通り一文無しになりました照)
なので、期間はあなた次第。
3ヶ月の短期間でもヨシ、1年間の長期滞在でもOK!
他のワーホリ滞在者の傾向としては、満期である1年間滞在するケースが最も多いです。
ワーキングホリデービザ申請希望者リストに登録
ワーキングホリデーのビザ申請で、ひとまず覚えておいてほしいポイントは、ワーキングホリデー申請希望者待機リストに登録してからの Invitation letter です。
この Invitation letter は、いつ来るのか、なんなら来るかどうかさえについても何も保証しないとの事。
私の場合は、3月初旬に登録 → 4月末に Invitation letter 到着でした。
こればかりは本当に人それぞれで、その時の国の情勢などによっても左右されるとの事なので、のんびり待ちましょう!
ワーホリビザ申請
Invitation letter 到着から、ようやくビザ申請本番。
私の場合は、1週間ほどであっさり申請が通り、入国許可書発行メールが届きました。
これが届けばこっちのもの!
必要があれば事前に海外転出手続や運転免許証の更新などをしておくと、good!!
カナダのワーキングホリデー費用
次に、カナダのワーキングホリデーにかかった費用!
私の場合は、日本での貯金(120万円)+現地バイト代(約2000カナダドル=約16万円)= 約136万円を使った計算になります。
この費用は滞在費だけでなく、準備期間含め、パスポートやビザの申請、問題集、航空券、現地のESL(語学学校)、ホームステイ、ホストファミリーへのお土産、交際費など、ワーホリに関わる全ての出費の合計額になります。
この辺りは人それぞれなので、目安として参考にしてみてくださいね!
ちなみに、カナダにワーキングホリデーに来ていた私の友人は、1ヶ月で10~15万円くらいの費用がかかったようです。
カナダのワーキングホリデーでのお仕事
ワーキングというくらいですから、ワーキングホリデーでは、現地でお仕事をすることが可能です。
お仕事は、給料として生活費の足しになるだけじゃなく、出会いや英語力の上達にも!
ワーホリアルバイトの探し方
日本人のワーホリ滞在者だと、ジャパレスやカフェなどのウェイターや調理補助をする事が多いです。
一般的なアルバイトの探し方としては、
- 現地の日本人コミュニティーから話を通してもらう
- 友人に紹介してもらう
- お店をピックアップして飛び込みで履歴書を渡しに行ってみる
等々、の方法がありますよ。
日本に比べて、積極性がより重要!
私のワーホリアルバイトは飲食店のキッチン
私のワーホリアルバイト先は、通っていた学校から5ブロック、徒歩10分程のダウンタウンにある飲食店のキッチンでの調理補助のお仕事でした。
ヘルシーミールが売りのカリビアンファストフードのお店。独特笑
上画像がそのお店の厨房なのですが、日本にはない雰囲気と貴重な経験もまた財産です。
アルバイトのシフトや条件
私の場合は、だいたい週に3日×放課後の3時間のシフトで約4ヶ月働いていました。
ホームステイ先からもバスで15分程と、アクセス抜群!
最終的に頂いた給料の合計額は先述した通り、4ヶ月で約2000カナダドル(月500カナダドルペース)なので、平均と比べて、あまり働いてはいなかったです。
ちなみに、他のワーホリ滞在者だと、月1000カナダドル超くらいのお給料の傾向だったので、自分のお財布と相談しながらでOK!
カナダのワーキングホリデーでのホームステイ
私はカナダのアルバータ州、エドモントンにお住まいのご夫婦にお世話になりました。
遠い親戚繋がりのご縁で、滞在費は破格の月500カナダドル!(約4万円)
ちなみに、ホームステイ先の一般的な探し方は、
- エージェントを利用する
- 学校に紹介してもらう
- インターネットで探す
- 知人のツテから探す
このように、色々なパターンがあります。
私がワーホリに行ってたエドモントンは、バンクーバーやトロントなどのビッグシティと違って、留学生はそこまで多くない街だったので、知人の紹介や、親戚のお宅にお世話になっている友達が多かったです。
(滞在費の平均は、滞在する都市や条件、探し方等によって変動しますが、月500〜1000カナダドルくらい)
カナダのワーキングホリデーでの友達づくり
私は人見知りで恥ずかしがり屋の内向的な人間です。
カナダワーホリに行ったばかりの頃も、もちろんその性格が一転するような事はありませんでした。
しかし、結論から言うと、友だちづくりは何よりも重要だと私は思っています。なぜなら…
- 学んだ英語をすぐにアウトプット出来る。
- 英会話力が急激に伸びる。
- 留学生同士、情報交換が出来る。
- 単純に生活が楽しくなる。
ホストファミリーや、学校の先生、職場の同僚と話すのももちろん楽しくて勉強になりますし、ネイティブの音に囲まれる事はとても大切です。
しかし、同じくらいの英語力の友だちとの会話から学ぶ事もたくさんあります。
学んだ英語をすぐにアウトプット出来る
アジア人以外の ”ミスをしても一切気にせず、どんどん会話をする姿勢” には尊敬しかありません。
そんな友だちに囲まれているうちに、気付けば自分も負けじとアウトプットしています。
ミスを気にしていたらいつまで経っても会話に入れず、寂しい状況に…。
英会話力が急激に伸びる
「ミスを怖がらずに会話ができるようになる。」とは言え、ミスは少なくしていきたいですよね。
その心があれば大丈夫!!
その悔しい気持ちを胸に、毎日家に帰ったら復習、インプットしましょう。
そしてここで学んだ事を、また次の日に友だちとの会話でアウトプット!
この流れで英会話力が急激に向上していきます。
特に、外国人の恋人は、英語力をグンと伸ばすきっかけにもなりますよ。
→ワーキングホリデー恋愛体験談!日本人同士の出会いに遠距離恋愛も
留学生同士、情報交換が出来る
私の滞在していた街、エドモントンでは、毎週末ダウンタウンのメインストリートや公園でイベントがありました。
それらのイベント情報の交換を含め、自分一人では知り得なかった事を教えてもらえたり、一緒に経験する事が出来ます。
もちろん地元に住んでるネイティブだからこそ知っている事もたくさんあるので、先生や同僚、店員さん、バスでたまたま隣に座ったご婦人など、自分から積極的に関わりを作っていきましょう。
とにかく色んな人とたくさん会話をする事がワーホリを楽しむコツ!
単純に生活が楽しくなる
最後は、もう単純に「この人ともっと仲良くなりたい」という気持ち!
これが、一番のモチベーションになります。
思っている事を徐々に伝えられるようになると…
このような素晴らしくポジティブなループにハマります。
そうすることにより結果的に、インプットもアウトプットも自然とするようになり、友達も増えて単純に毎日が楽しくなる!
友達作りのコツは、積極的に話しかけること!
魔法のフレーズ「 Hi. How are you doing? 」(元気? 調子はどう?)とニコニコ笑顔で話しかけてみて!
ワーホリ友人ができた会話
ちょっとだけ、私のワーホリ先での友人ができた流れも。
ある日、上級者クラスと一緒に(当時、私は初心者クラスでした)学校の field trip に行った時、一人のチリ人男性が気さくに話しかけてくれました。
(ども!僕はロドリゴ。会えて嬉しいよ。)
私: Hi… I.. I’m Monno. Great to meet you, too!
(どうも!…えっと、私はもんの。私も嬉しい!)
チ:Let’s be friends!!
(友達になろうよ!)
私:Yes!!!
(うん!!)
シンプルでフランクですよね。
まだ挨拶程度しか出来ない私でしたが、なんとか必死にメモ帳や辞書を使いながら、時には担任の先生の力も借りつつ、お互い自己紹介をして、Facebook アカウントを交換。
彼は私のカナダワーホリでの初めての友だちであり、その後も一緒に買い物に行ったり、イベントに参加したり、とても仲良くなりました!
彼とは今でも時折連絡を取り合っているくらいです。
まずは挨拶と自己紹介をマスターしよう!
カナダのワーキングホリデーで困ったこと
カナダのワーキングホリデーで困ったことといえば…
肝心な手続きに限って、日本人が苦手なリスニング力を携えて挑まなければならないこと!
- ESLの入学手続
- SIMの契約
- 銀行口座の開設
- アルバイトの面接
これらのいかにもややこしい手続きが、ワーホリでのあるあるお困りポイントですが、私からのアドバイスはこの一言に尽きます…
自分の言いたい事だけをひたすら主張しよう!!
「え?そんな事で大丈夫?」って思いますよね。
はっきり言います、大丈夫です!
入学手続にしてもSIMの契約にしても、目的はただ一つ、明確ですよね。
自分は何をするためにここに来たのか、つまり、「いつから、どのように、何をしたいのか」その旨をしっかりと自信を持って主張して下さい。
I want to do this proceed!
(私はこの手続きをしたい!)
ワーキングホリデーでの女性向け防犯
女一人ワーキングホリデーに行ってみた私からの防犯アドバイスは、
夜道を一人で歩かないこと!
特に、バーが立ち並ぶメインストリートは、酔っ払いやマリファナでハイになってる人などもいるので、注意が必要です。
しかし、カナダは比較的安全な国なので、これさえ気を付けていれば、怖い思いをすることはあまりないでしょう。
日本人がワーホリ序盤で驚くことがもう一つ。
ホームレスが積極的に「お金を恵んでほしい」と話しかけてきます。
しかし、基本的に危害を加えられるようなことはないので、きっぱりと「NO!!」と言えば大丈夫!
カナダに女一人でワーキングホリデー行ってみた感想
というわけで、ノリと勢いで、思い立ってから5ヶ月。単身カナダにワーホリに行ってしまった私の感想として、
どうとでもなる!!
考えているだけだと不安も湧いてきますが、現地に行くとなんとかなるものです。
ただ、海外旅行保険や荷物等の、最低限の準備だけはしてくださいね。
傲慢に考えるのもおすすめ
最後に、私がワーホリ後半でようやく手に入れた最強のマインドを特別にお教えしましょう。
それは、「自分はただの英語学習者であり、第二言語を話しているに過ぎない。会話が成り立たないのだとしたら、ネイティブであるあなたの理解力不足!!」
この傲慢マインドで過ごすようになってからは、外出先で知らない人と話す時も、堂々と話せるようになりました。
あなたのそのとびっきりの笑顔で元気いっぱい「Thanks!!」とさえ言っておけば、Everything’s gonna be perfect です!
カナダのワーキングホリデーはこんな方におすすめ
- 圧倒的に治安がいい
- カタコト英語でも浮かない
- 訛りのないアメリカ英語を学べる
- 親切でフレンドリーな人が多い
移民大国であるカナダは、他の国に比べてお互いを理解し合おうという意識が高いことから、訛りが少なく、拙い英語を受け入れる文化が根付いています。
恐れることなくジャパニーズイングリッシュでGO!!
また、様々な国の文化が混在しているので、多国籍な文化や料理を楽しむ事もできます。
そして、やっぱり圧倒的な治安の良さ!
カナダは、世界の治安ランキングで、我らがジャパンを上回るほど治安が良いと言われています!
治安のいい国でアメリカ英語を学びたい方におすすめ!
カナダの女一人ワーホリのまとめ
- 以前よりタフなレディになれた!
- 英会話が出来るようになった!
- 世界中に友達が出来た!
結果、女一人でも全然問題なかった!! Yaaay!!!
日本国内だけでは体験できないことばかりなので、ワーキングホリデーに迷っている方は、ぜひ!一歩踏み出してみましょう!
ただ、海外旅行保険やクレジットカードなどの事前準備はしておきましょうね。
ちなみに、冒頭の「ワーホリに行きたい」発言の私の友人ですが、彼女は結局ワーホリには行きませんでした(笑) きっかけをくれた事に感謝です!!
Bye now!!
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