妊娠が発覚して嬉しいはずの妊娠初期。
だけど実際は、
「毎日のつわりが辛くて何も手につかない」
「訳もなくイライラしてしまう」
しかも、その気持ちは経験した妊婦さんにしかわからない。
切なくなってきますよね。
私も、
- つわり
- 味覚障害
- 円靭帯痛
- マタニティーブルー
これらの4つには、本当に苦しめられました。
そして、マイナートラブルにも。
ということで、私の経験した妊娠初期の体調・症状・対策などを体験談と合わせてまとめました。
妊娠初期のマイナートラブルと体調体験談
まずは、私が経験した妊娠初期症状の一覧がコチラ。(どどんっ)
- つわり
- 嗜好の変化
- 味覚障害
- 息切れ
- 寝不足
- 頭痛
- 腰痛
- 肌荒れ
- 眠気・倦怠感
- 頻尿
- 円靭帯痛
- お腹の張り
- 乳房のトラブル
- お肌のシミ・黒ずみ
- 体毛が濃くなる
- むくみ
- マタニティーブルー
「えっ!妊娠の症状ってこんなにあるの!」
驚いたママさんもいるかもしれませんね。
しかし、マイナートラブルもありますし、どんな症状がどの程度現れるのかは人それぞれ。
私のママ友やリアル母は、つわりを含めて妊娠による体調の変化は一切なかったんです。

お腹の中の赤ちゃんに既に個性があると思うと、少し微笑ましくなるね!
症状が落ち着いた安定期の私だから言えるのかも知れないけど(笑)
妊娠初期の体験談
十人十色の妊娠症状ですが、私の主な体験談としては、
- 終わらないつわりで何もできない毎日
- 口の中の苦味が取れず、食事を楽しめない
- 泣かない日なんてなかったマタニティブルー
このような感じで、思ったようにうまくいかない日々。
自分にイラついたりもしましたが、そこは検索魔のもんちゃん。



なんとか自分なりに対策を見つけて妊娠初期を無事乗り越えた!
では、具体的な妊娠初期の体調と対策をみていきましょう。
つわり


吐きつわり:一般的に言われる「つわり」のことで、1日中船酔いのような気持ち悪さがあるのが特徴。
吐きつわり対策:10週頃からは、飴を舐めることで軽減。
食べつわり対策:枕元にチョコレートやマフィンなど、好きなスナックを常備する事で軽減。
実は、つわりにはいくつか種類があり、
- 食べつわり(空腹時に吐き気を強く感じる)
- 匂いつわり(特定の匂いを嗅ぐと吐き気がする)
- よだれつわり(よだれの分泌が凄まじく、自分の唾液で気持ち悪くなる)
- 眠りつわり(とにかく1日中強い眠気に襲われる)
などつわりと言っても様々。
私の場合、吐きつわりに関して10週までは、
- 梅干しを食べる
- 炭酸飲料を飲む
- 水分の多い冷たい食べ物を食べる
- 体を動かすなどの気分転換
など代表的な対策を試しましたが、一切効果なし。
1日中ただボーッとするしかできない毎日はとても辛かったです。
実は私の場合、安定期に入ったからと言って、つわりが全くなくなったわけではないんです。
でも、



つわり対策することで症状が軽くなるようになったよ!
しかしもし、つわりで何も食べられない、どんどん体重が落ちるなどの症状がある場合は、妊娠悪阻の可能性があるので、無理せず病院にいきましょう。
嗜好の変化


嗜好の変化:今までの好き嫌いに変化が起きることで、1日ごとや1週間ごとに変わるという人も。
主な症状としては、
- 好物だったものが食べられなくなった
- 決まったものだけ食べたくなる
- 食べたくないものはとことん受け付けない
などがあります。
また「酸っぱいものが食べたくなる」と言われがちな妊婦さん。
しかし実際に食べたくなったのは、
- No1:マクドナルドのフライドポテト
- No2:ポテトチップスなどの油分塩分の多いスナック
- No3:ハンバーガー・カップ麺などのジャンクフード (もんちゃん調べ)
「身体に悪そうだけど赤ちゃんに悪影響ないかな?」
不安になりますよね。



でも胎盤が完成するまでは「卵胞嚢」という場所から、しっかり栄養を摂っているので安心してね!
「食べたいものを、食べたい時に、食べられるだけ食べる」
を合言葉にストレスの少ない生活をしましょう。
味覚障害
味覚障害:口の中が常に酸っぱい、苦いなど、味覚が正常ではないこと。
味覚障害対策:甘いもの(クリームやチョコレートなど)は、美味しく食べられました。
私の場合は、1日中口の中が苦くて、何を食べても渋みのようなものを感じる状態。



自分に合った食べ物・飲み物を見つけると気が紛れるかも!
息切れ(疲れやすい)
息切れ:今まで平気だった些細な動きで息が上がってしまい、疲れやすくなる状態。
息切れ対策:急に動くことをせず、ゆっくり無理のない範囲で行動すること。
私の場合一番最初に現れた妊娠症状の一つが息切れ。
4週頃から、
- しゃがんだだけ
- 寝返りを打っただけ
- 高い所に腕を伸ばしただけ
のような動作でヒイヒイ、ハアハア。
とても疲れやすくなりました。



妊娠の症状だと知らなかった時は、あまりにも息切れが激しいので、なにかヤバイ病気になったのかと思ってビビっちゃった(笑)
・高いところにあるものを取る
・重い荷物を持つ
などは、妊娠している身体には負担が大きく、切迫流産・早産の可能性もあるので気を付けましょうね。



困ったら周りの人に助けてもらおう!
寝不足


寝不足:妊娠により高温期が続くことが原因で寝不足になる妊婦さんも多い。
寝不足対策:好きな匂いを嗅ぐ、マッサージをするなどリラックスがカギ。
妊娠によってホルモンバランスが変わり、通常低温期に入るはずの周期でも高温期が続くんですよね。



なんとなく熱っぽくて、眠いのに熟睡できない
なんてことも珍しくありませんよ。
また、精神的なストレスも睡眠を妨げます。
癒し効果抜群のマタニティアロマなどは、人気がありますよ。



就寝前にはリラックスすることを心がけよう!
頭痛
頭痛:妊娠に伴う急激なホルモンの変化や、妊娠による日々の不便や不安、ストレスが深く関係しています。
また、不眠や貧血が原因で頭痛が起きることも。
頭痛対策:心配事は減らして、リラックスすることが大切。
貧血が原因の場合は、ほうれん草、赤身肉など鉄分の摂取で軽減できますよ。
私もまさに、一人で子育てすることへの不安と不眠で、毎日激しい頭痛がありました。



10週頃から症状が軽くなったよ!
腰痛


腰痛:妊娠によって骨盤が緩むので、腰痛を抱える妊婦さんは多い。
姿勢が悪いと悪化の原因になります。
腰痛対策:立ちっぱなし、座りっぱなしなど長時間同じ姿勢でいることを避ける。
また、妊娠中〜産後リフォームでも使えるトコちゃんベルトの使用がオススメ。
多くのママさんたちに愛されているロングセラー商品。



私もTwitterのママ友さんから教えてもらったよ!
肌荒れ


肌荒れ:ホルモンの急激な変化によって肌荒れが長期間続く妊婦さんも多いです。
肌荒れ対策:規則正しい生活とバランスの取れた食事で軽減。
でも、



食事も行動も制限の多い妊娠生活、決して無理は禁物だよ!
私の肌荒れ事情はというと、
生理前:肌が荒れ始める
↓
生理開始数日後:元の状態に戻り始める
という、サイクル。
しかし妊娠した今回は…



肌荒れだけは続行!
いつも通り生理予定日の数日前から肌が荒れ始めましたが、生理がこないので、
という悲しい現実(笑)
しかし妊娠11週頃から少しづつ、回復し始めました。



安定期に入った今は、ちゅるちゅるお肌が帰ってきてくれたよ!ほっ
眠気・倦怠感


眠気・倦怠感:眠りつわりという症状もあるほど、眠気を強く感じる妊婦さんは多い。
また、生理前のような体の重さや倦怠感で、動くのに時間がかかることもあるあるです。
眠気・倦怠感対策:15~20分程度の仮眠を取れるとベスト。



私の場合、起きてからベッドを出るまで数時間かかるなんてザラ!(笑)
お仕事をしている妊婦さんでも、仮眠できるスペースがあれば目を閉じて休むようにしましょう。



眠気・倦怠感は、赤ちゃんからの「休んでね」のサイン!
頻尿


頻尿:代表的な妊娠初期症状の一つ。
頻尿対策:水は一気に飲まず、ちびちび飲む。
また、就寝前の水分の摂りすぎに注意しましょう。
私も多い時は、1~2時間置きにトイレに行き、夜中に3回もトイレで起きる日が続きました。
ちなみに、3週頃から始まった頻尿は、5週目の半ばあたりから落ち着き、13週からまた再開。



妊娠中は基本的に頻尿だよ。膀胱が圧迫されているからしょうがないね
円靭帯痛
円靭帯痛:子宮が大きくなることで、子宮を支える靭帯(円靭帯)が引き伸ばされることで起きる症状。
一般的には、子宮が急激に大きくなる妊娠中期に起こりやすく、数分〜1日中痛みを感じる妊婦さんも。
対策:腰をさすってもらうと少し落ち着きました。
予防策:急に動き出さない、ゆっくり行動することで防げる可能性があります。
私の場合、妊娠10週に初めて「お腹がつるような激痛」に突如襲われました。
不定期に何度か経験しましたが、発症するのはいつも立ち上がろうとする瞬間。
呼吸もままならないほどの痛みで、動くことはできません。
しかし、症状は5~10分程度。



すぐに治ってよかったあ。冷や汗でたよ(汗)
ただ、あまりにも痛みが続いたり、耐えられない痛みの場合は、自己判断せずに病院に問い合わせてみましょう。
もしかしたら、子宮筋腫など他に原因があるかも知れません。
お腹の張り
お腹の張り:子宮がグイグイ大きくなろうとして、お腹全体がぎゅーっと引っ張られるようなそんな感覚。
子宮の収縮が原因。頻繁に起きると、赤ちゃんのストレスになるだけでなく、流産の危険性もあります。
お腹の張り対策:とにかく休むことを最優先する。



体調が安定したからといって、非妊娠時のように動くのは負担が大きいので気をつけよう!
- 重い荷物を持つ
- 長時間歩く
- 立ちっぱなし
- 急に動き出す
などを避ける事で予防できますよ。
乳房のトラブル
乳房のトラブル:ホルモンバランスの変化によって、乳腺が活性化することで起きます。
- 痒み
- 痛み
- 張り
- 黒ずみ
などの症状が一般的。
乳房の痒み対策:乾燥が原因になるケースが多いので、クリームでのケアが効果的です。
痛み・張り対策:症状を感じ始めたら大きめのブラジャーの購入も検討しましょう。
乳房のトラブルは、出産後から断乳する頃には自然と元に戻るので安心してくださいね。
しかし、1,5倍まで大きくなる可能性もある乳房。
下着の新調は必須ですね。
ユニクロのワイヤレスブラや、西松屋の授乳ブラはストレスが少なくて定番人気ですよ。



貧乳もんのは、ちょっとだけ巨乳気分を味わえて喜んでます(笑)
ちなみに、乳房が黒く大きくなるのは、生まれたての赤ちゃんがおっぱいを認識しやすくなる為とも言われています。



生まれたての我が子が一生懸命おっぱいを探してる姿を想像するとほっこりする!
お肌のシミ・黒ずみ


お肌のシミ・黒ずみ:妊娠によってメラニン色素が活性化することが原因。
お肌のシミ・黒ずみ対策:メラニン色素の抑制効果があるビタミンC、ホルモンを整えるビタミンEの摂取がオススメ。
また、UVカットクリームや、服装に気をつけて紫外線対策もしましょう。
- お腹の下
- わき
- 乳首
など刺激に弱い部位に症状が出ることが多い。
妊娠前と比べると腕や首なども色素沈着しやすくなります。



基本的には産後元に戻るので心配しすぎなくても大丈夫!
体毛が濃くなる
体毛が濃くなる:お腹の下の毛が濃くなったと感じる妊婦さんは特に多いです。
しかし、実際は毛が濃くなったのではなく、毛の色が濃くなっただけ。
衝撃の事実。
お肌のシミ・黒ずみと同様に、メラニン色素が活性化することが原因。
つまり、



体毛が濃くなったのは気のせいで、出産後元に戻るので心配しなくて大丈夫!
むくみ


むくみ:子宮が大きくなることで血管が圧迫され、血行が悪くなることが原因。
80%近い妊婦さんが悩まされていると言われています。
対策:血行を良くする工夫が大切。
具体的な方法としては、
- 水分補給をしっかりする
- マッサージをする
- 脚を高くして休む
- 弾性ストッキングを履く
などがオススメ。
マタニティーブルー
マタニティーブルー:訳もなくイライラする、不安になる、涙が止まらないなど心の不調。
マタニティーブルー対策:まずは、ホルモンのせいだと理解することがとても重要。
- 数々のつらい妊娠症状や身体の変化への戸惑い
- 出産・育児に対する不安や孤独感
- 急激なホルモンバランスの乱れによる情緒不安定
これらの症状全てが絡み合って、心の不調マタニティーブルーに繋がることもあります。
どちらかと言えば、マイナートラブル寄りですが、別にあなたのせいではありません。
ホルモンが原因であると受け止めた上で、
- 不安は打ち明ける
- 軽い運動で気分転換
- 何もしないサボる日を作る
など自分の心に素直に、ストレスを減らせる工夫をしてみましょう。
ただ、私のようなシンママの妊婦さんで、身近に頼る人がいない場合もありますよね。



そんな時は、助産師さんや保健師さんに相談しましょう!
まとめ


- 妊娠症状は人それぞれマイナートラブルも
- つらいのはあなたではなく、全部ホルモンのせい
- 安定期に入れば症状は落ち着く
ということを肝に銘じましょう。
つらい妊娠症状は赤ちゃんが元気な証拠。
つらいのは今だけです。
安定期に入るまで一緒に頑張りましょうね。



一人で抱え込まずに、今しかない赤ちゃんとの時間を大切に過ごしましょう!
妊娠の1週ごとの
- 赤ちゃんの大きさ
- 母親の体重・体型の変化
- 過ごし方と注意点
など体調と対策以外にも体験談まとめています。
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